3匹のワンコを飼い始めた。


共にたくさん旅をしようと思っていたが、そのうちの1匹が乗り物に弱く、ものの10分ほどであげてしまう。

なので2年以上ほとんどどこにも出かけずにワンコ達と家で過ごしていた。

しかしそんな彼も成犬となり車酔いしなくなってきた。

再び、旅に出ることにした。

今度は旅犬と共に。

2012年5月28日月曜日

津軽半島の旅 ③

5月26日 陸奥湾沿いを走り青森へ



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今日は竜飛岬から陸奥湾沿いを走り、青森でレンタカーを返却し、奥羽本線で大鰐温泉までいき、そこで宿泊する予定である。

ホテル竜飛の部屋から見た竜飛岬。本州最北端の集落が海辺のわずかな土地に張り付くようにあった。



宿のすぐそばに津軽海峡冬景色の歌碑が建っている。





そこから見た帯島。



岬の灯台まで上がってみたが、今日は北海道は雲に覆われて見えなかった。今日もスッキリした天気は見込めそーもない。


歌碑の横に階段国道の入口がある。階段なのに国道に指定されている。

階段国道



降りて行ってみると結構な急な階段である。







かなりな段数を下ると国道は民家の間を通って







竜飛漁港にでる。


漁港から見上げると崖の上にホテル竜飛が見えた。


階段国道はこんな感じで民家の裏を登っていく。



降りてきた階段国道を再び登って、竜飛岬を後にした。

国道281号線を行かずに海沿いの階段国道の延長の国道399号線を行く。

このあたりにかなり義経伝説が残っている。

義経海浜公園なんていうのもあるくらいである。
海がメチャメチャ綺麗である。





国道399号線はほどなく国道280号線に合流した。そのまま海沿いを行くと、津軽半島のもうひとつの突端、高野崎にでた。風は強いけど広々としたキャンプ場を抜けると高野崎がある。

高 野 崎





灯台の先の岩礁帯に降りれるので降りてみた。



かなりの落差の崖なので結構階段を降りた。






岩礁帯に下りるとゴツゴツな岩である。





当然のことながら海が近く、荒々しく岩肌を削る波を見ていると引き込まれそうである。



岩礁帯から高野崎を見上げるとこんな感じである。



高野崎を後に国道280号線を行く灯台があった。平館灯台といい、沖に下北半島が見える。平館海峡といって陸奥湾の最も狭い場所となってる。

平館灯台





灯台の周りにはタンポポが咲き乱れていた。





陸奥湾沿いの国道280号線を走り青森市内に入った。市内のはずれにある三内丸山遺跡に行ってみた。

三内丸山遺跡

日本最大級の縄文集落跡で、広大な敷地に当時の建築様式が再現されている。なかでも最も見てみたかったのが、直径1m、高さ15mのクリの柱で作られた「やぐら」である。





物見やぐら等諸説あるようであるが、縄文人が何故このような大きな建造物を必要としたのか興味がある。そのほか当時の住居跡等が再現展示されていた。





高級感漂う萱葺き仕様。



庶民的な感じの木の皮仕様



で、お財布にやさしそうな泥仕様。



ああ、そんな格差が縄文人にもあったのか…。TT

これなどは集会場だそうで内部も公開されていた。









三内丸山遺跡を後にして、レンタカーを返却しに青森市内へ戻った。青森駅より奥羽本線の特急つがるに乗車して大鰐温泉に向った。



小一時間で大鰐温泉に到着した。駅には宿泊する「界 津軽」のスタッフが駅まで迎えに来てくれていた。



広くゆったりした間取りの部屋で



窓の下には、庭が眺められた。



ロビー、レストランからは池の上の渡り廊下を歩いて宿泊棟へ向う。



夕飯は和食のコース仕立てで、さすが星野リゾート。素晴らしいクォリティだった。

お造りや花見蟹、倉石牛と大満足である。









夕食後、ロビーで津軽三味線のライブがあった。渋谷幸平さんといって津軽三味線の全国大会で優勝されたそうである。演奏は素晴らしかった。