3匹のワンコを飼い始めた。


共にたくさん旅をしようと思っていたが、そのうちの1匹が乗り物に弱く、ものの10分ほどであげてしまう。

なので2年以上ほとんどどこにも出かけずにワンコ達と家で過ごしていた。

しかしそんな彼も成犬となり車酔いしなくなってきた。

再び、旅に出ることにした。

今度は旅犬と共に。

2011年8月7日日曜日

志賀草津道路と奥志賀林道

日本百名道に紹介されている
  志賀草津道路
  奥志賀林道
  万座ハイウェイ
  鬼押ハイウェイ
と一気に走るつもりで出かけた。

天気予報では曇り時々晴れという予報である。

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スタートは忘れ物を取りに帰ったりして8時になってしまった。

練馬ICから関越高速に入り渋川伊香保ICで降りた。榛名湖に向かって国道33号線を走る。街中をぬけると道は峠道となりそこを抜けると、


真直ぐな気持ちいい道に出た。

左右の視界が開けると榛名富士が間近に見えた。



この道を抜けると榛名湖に出た。かなりの観光客で混雑していたので、そのまま素通りしてしまった。

国道145号線に入ると吾妻渓谷沿いに走る。最近豪雨があったのか物凄く茶色に濁っていた。

ここまでは雲は多いけど、どこかで常に青空はのぞいているような天気だった。

草津方面に向かう国道292号線に入ると、これから向かう志賀の山々が見え出した。その頂上付近には真っ黒な雲が…。

時折天気雨がパラパラと降っていたのが、草津の街中に入った頃から本降りになり、志賀草津道路に入る頃にはカッパを着込む事になった。

白根火山ロープウェイの乗り口では雲が切れ始めた。


回復を期待するも、すぐまた本降り。


途中の展望台から見下ろすと


こんな様の中を上ってきた。下界では33℃あった気温が17℃まで下がっている。メッシュジャケットにメッシュパンツなのでカッパを着て丁度いいくらいの気温である。

これから続く志賀草津道路のハイライトは激しい雨と霧でまったく何も見えなかった。

琵琶池まで降りると雨はあがった。


さらに山を下り平地に出ると先ほど同じような天気に戻った。



一転気温は再び30℃を超え、そーとう暑い。カッパを着てるので尚のこと暑い。ここで水分補給がてらカッパをぬぐ。

かなり暑いが、のどかである。


こんな感じの道が千曲川沿いの国道117号線にぶつかるまで続いた。


奥志賀林道に入るために、しばし国道117号線を走る。千曲川も豪雨の影響かマッ茶色に濁っていた。この国道117号線ものどかないい道である。

奥志賀林道への入り口が通行止めになっていたので、飯山線の横倉駅のほうからまわって入った。

山間の田園風景の中から奥志賀林道は始まった。



全面舗装ではあるが、かなり荒れた路面である。道路を管理している役所が、ひび割れている箇所にチョークを入れているが至る所にチョークが引いてある。

この道はほとんど眺望には恵まれない。しかしブナの原生林の中を走っているので紅葉時期が楽しみである。

標高を上げて志賀高原プリンスホテルあたりまで来ると再び空には重々しい雲が立ち込めている。

再び志賀草津道路に戻り、横手山から白根山に抜けるあたりで瞬間雲が切れスッキリとあたりの景色が見えた。


白根山や稜線を走る道の動画撮影をしているとミルミル雲が下から沸いてきて、アッという間に霧に包まれ、雨が降ってきた。

雨雲の中に入り込んだ感じである。嫌なのがゴロゴロと雷が鳴っている。

再びカッパを着込んで、スタートした。

雨は万座ハイウェイに入る頃から酷くなってきた。


まったく眺望の効かない万座ハイウェイをぬけ、さらにたたきつけるような雨の中鬼押ハイウェイをぬけた。天気がいいと間近に見える浅間山がまったく見えなかった。

しかも碓氷軽井沢ICへの道も大渋滞していた。高速もそーとう渋滞していた。

かなりタフなツーリングになってしまった。

総素行距離 569.5㎞