3月11日の東日本大震災に誘発されて4日後の3月15日に静岡県東部富士山界隈でマグニチュード6.7、震度6強の地震があった。
震源の近くに父の墓がある。
管理してもらってるお寺から「倒壊はしてないが、一度確認に来て欲しい」とはがきが来ていた。
一番の心配は墓の中で骨壷が倒れていることである。
梅雨の合間の快晴になった。その確認をしに墓参りに行く事にした。
ディーラーでオイル交換等してもらったため、昼近くのスタートになってしまった。
大きな地図で見る
環八から用賀で東名高速に入った。入ってすぐの港北SAまでは結構混んでた。
こんなもんがあった。
なんと電気自動車のバッテリーチャージャーだった。
港北SAをでると渋滞は解消されていた。比較的風があったので120㌔近くになるとかなり風の影響をうける。100㌔だといい感じである。
だんだんヘルメットで頭が痛くなってきたので、足柄SAで休憩。
車で行くときは富士ICで降りるのだけど、今日は裾野ICで降りて「絶景の道100選」に載っていた国道469号線で行ってみることにした。
道もいい感じに直線があったりして気持ちのいい道だった。こんな感じでいたる所で富士山が綺麗に見えた。
すっかりツーリング気分であったが、ほどなく父の墓についた。
墓では結構墓石が倒れていた。石屋さんがクレーンで墓石を直していた。父の墓は無事だった。で、一番心配だった墓の中を見ると骨壷は倒れていなかった。一番の気がかりが晴れた。
線香をあげて墓をあとにした。
帰りは河口湖ICから帰るつもりなので鳴沢をめざし開拓道路、県道71号線で国道139号線に向かった。
この道は父の墓参りの帰りにいつも使う道であるが、バイクだと車と違った風景に見える。
暑かったので富士ミルクランドでソフトクリームを食べた。なんだか歯にしみた。
ここらで見える富士山がとにかく綺麗だった。
折角バイクなんだし、チョッと横道に入ってみた。
牧場沿いの道で、牧場とまじかに迫る富士山の感じが素晴らしくバイクを止めて写真を撮ろうとしてると、
牛が急ぎ足で集団でやってくる。バイクと牛の間には何も無いのである。ビビッて、バイクに跨りスタートしたときは牛との距離は1mも無かった。(汗
ドキドキしながら直進すると、道はこんな感じの狭い道をひたすら走る事になった。
こんな感じのディープな牧草地を通って
再び元の県道71号線に戻った。
国道139号線に出て、しばらく行った「道の駅 なるさわ」で小休止して河口湖ICから帰宅した。
天気のいいツーリングは楽しい。早く夏にならないかな。
総走行距離 287㎞