今回の旅は、上野駅から寝台特急あけぼのに乗って弘前まで行き、五能線の各駅停車で全線制覇して東能代から青森へ戻り浅虫温泉に宿泊し、翌日は津軽鉄道を往復し、新青森から開通したばかりの青森新幹線で帰るつもりである。
2月4日 寝台特急「あけぼの」乗車
金曜日の仕事を終えて一旦帰宅して、あけぼのの入線を撮影するため20:30頃上野駅に着いた。
あけぼのが入線する13番ホームは閑散としていた。
車内で食べる弁当やビールを買い込み、13番線で待っているとほどなく、あけぼのがバックで入線してきた。いつの間にか結構な人が撮影をしていた。
先頭車両に回ったり、ひとしきり撮影をして、
あけぼのに乗り込んだ。
サンライズほど小戯れた感じではないけど、寝台特急の趣きが十二分である。
今回も2階の個室にした。
エントランスに2段の階段があり、その先に折りたたみ式の小さなドアがあり、それを押し開けると、さらにまた2段、合計4段の階段になって、その先にソファーになる部分になる部分があり、折り畳まれた床板を広げると階段が隠れてベッドになる。よくできている。
寝ないでくつろいで本を読んだりするのは、サンライズより快適である。ただ、この作りだと自転車を収納するスペースはない。しかし各車両に大きな荷物を置ける場所は用意されている。
室内を撮影したりしているうちに、あけぼのは定刻とおりに発車した。
出だしの衝撃はなかなかなもんである。出発後しばらくすると車内アナウンスが流れ、
落ち着いてくると、急に空腹を感じ始めた。上野駅で買っておいた弁当は美味しかった。
駅弁を食べ終え、UQwifiでブログの更新などをしたりして過ごしていると、いつのまにか水上駅に着いていた。
しばし停車して動き出したあけぼのの車窓は、
あたり一面雪景色だった。
ほほどなく、あけぼのは関越トンネルに入った。車窓を見ててもつまらないので、B寝台個室車両の通路を撮影しに部屋を出た。
トンネルを出て越後湯沢駅に着いた。雪の量が桁違いである。
ほとんど車窓も真っ暗になり、時折明るい所で見る景色は「豪雪」そのもの。今年はすごい雪とは聞いていたが、凄過ぎ。
買っておいたビールを飲み、洗面をしてベッドメイクして寝る準備ができた。布団にもぐるとこんな感じである。
完全に寝入って、途中、目が覚め窓を見ると何と雨である。一抹の不安を感じながら、再び爆睡モードに突入してしまった。